一人暮らし家計簿の始まり

こんちには。今日は初投稿なので、ゆるゆる書いていこうと思います。

私は現在、公認会計士試験という国家試験に挑戦しています。
一次試験は令和4年度1回目に受かっていて、2次試験の合格を目指しています。
残念ながら、令和4年の2次試験は、不合格でした。


今回は、その後の自分の生活の変化について綴っていきます。
経済的な支援を受けることができなくて、目標を志半ばで諦めようと思っている方々に、一筋の光を灯すことができればいいなと思っています。
最後まで見ていただけると嬉しいです。

当時私は、東京23区に住む大学4年生でした。
落ちた後、初めに今後の生活をどうするのかという課題に直面しました。
それでも当時の私は、「まあ、ゆうて浪人生っていう立ち位置だし、親が経済的な支援はしてくれるだろう」と非常に楽観的でした。
そう思っていましたが、親は就職しろと1点張り。もう経済的な支援はしないとのこと。
正直、甘えていました。そう言われ、とても迷いました。自分でお金を稼ぎながら、勉強時間を確保して、かつ合格することができるのか。とても考え、色んなパターンをシュミレーションしました。
何回考えても不安でした。思考がどんどんネガティブになり、誰にも相談できませんでした。

そんなとき、当時住んでいたアパートの契約更新のハガキが届きました。
更新するかしないかの判断まで、あと1週間というところまで迫っていました。
学生時代は、家賃は親に払ってもらい、それ以外の生活費は自分で稼ぐという分担。

東京の23区にしては安い方と思われますが、家賃分支払うためだけにアルバイトを50時間くらいしていては、当然受験勉強する時間が減ってしまいます。
もっと、安い物件に引っ越そうと決意するというよりは、必要に迫られて引っ越しを決定しました。

幸いにも、試験終了から合格発表日まで3か月間の時間があったため、この期間にアルバイトで40万くらいお金を貯めることができていました。

しかし、当時は親の扶養に入っていたため、扶養者が単独で契約できるのか、保証人なくても契約できるのか、そんな不安もありました。
結論、できます。全然できます。具体的には、保証会社という会社があり、そこに保証を委託するという形にはなるのですが、反対勢力の親に言うことなく、引っ越しは実現できました。

そして、ハガキが届いたその日に、不動産屋にアポを取り、翌日に何件か内見をし、運よくいい物件が見つかったので、その場で契約に至りました。
なんと、家賃は26,000円。築30年超ですが、リノベ物件だったため小綺麗で、都心まで急行で30分で行けるという好立地・好条件の物件にポジショニングすることができたのです。
11月に契約したわけですが、不動産業界の繁忙期の直前の期間だったこともあり、お宝物件に巡り合えたわけです。たまたまなのに幸運にもほどがあると思います(笑)。

契約が終了した後、3週間後くらいには引っ越しをしなければならないというかなりタイトな日程を強いられました。
当時は、卒論の締め切りも間近で、バイトも週5くらいで入っており、大学の単位も28単位くらい残っていたため、本当に忙しかったことを覚えています。
でも、スケジューリングしながら、少しの余裕をもって過ごせば楽しく過ごせるんだな~って感想です(笑)。

そんなこんなで、引っ越し時にかかった総費用はこちらです。

  • 初期費用 →98,660円
  • 家具処分 →52,000円
  • 洗濯機取付→16,000円
  • 引越費用 →35,200円
  • その他費用→10,000円

合計、218,660円でした。初期費用は、貸主との話し合いや、借主の経済状況次第で値引き可能なことがわかりました。私の貸主さんは、1か月分の家賃を免除してくださったので、とても感謝しています。
引越をしてしまったことで、預金残高が200,000円くらいになってしまいましたが、毎月55,000円の固定費が26,000円になったので、初期費用含めて大体10ヶ月で採算取れますし、なにより毎月精神的に楽になるので、よい支出だったと思ってます。

一難去ってまた一難という言葉があります。
引っ越しをした方と言って、安定が訪れるわけではありません。
次は、予備校代の支払い、通勤定期の支払いが鬼門となりました。

それでは、支出を見ていきましょう。

  • 予備校代 →150,000円
  • 通勤定期 →80,000円 
  • ロッカー代→14,000円

合計244,000円の支出が降り注いできました。
予備校に奨学生試験という制度があり、そこで60%割引の枠に入ることができたのが大きいです。そうでなければ、予備校に入れませんでした(笑)。
予備校に本当に感謝しかないです。

そんなこんなで預金残高は、86,000円になってしまったので、1月は86,000円で過ごさなければいけないということになりました。
1月の家計簿はまた別の記事を書こうと思います。


引っ越しはめんどくさいし、お金がかかる。というイメージがあります。
確かに、引っ越しはめんどくさいし、お金もかかります。
ですが、私は今回してよかったと思っています。
そして、今回の経験で、長期的なスパンで経済合理性を考えることができるようになりました。
また、経済的に自立をすることで一歩大人になれたと実感しています。
このような経験を、間接的にさせてくれた親には感謝しかないです。

これは、持論なのですが、他人に期待しないことが精神的な自立なのかなと思います。
誰かに怒りを覚えるのは、自分の思い通りに他人が動かないからであって、他人の価値観や能力を尊重することができれば、怒りや悲しみの感情は生まれないのではないかと。
まだ、私も未熟でありますが、いろいろなことを吸収して成長していきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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